人名編
PutinCoin(PUT)
言わずと知れた第4代ロシア連邦大統領のプーチン氏をモチーフにしたコイン。何をしてもニュースになるプーチン氏の熱狂的人気を裏付けるように、コインの時価総額順位もなぜか高めである。
PresidentTrump(PRES)
こちらも言わずと知れた第45代アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプ氏をモチーフにしたコイン。
PresidentJohnson(GARY)
アメリカ第三政党リバタリアン党候補として2012年大統領選挙及び2016年大統領選挙に出馬したゲイリー・ジョンソンをモチーフにしたコインであると思われる。「President」と冠されているがジョンソン氏は落選したのでまだ大統領ではない。
AngeraMerkelCoin(AMC)
ドイツ連邦共和国第8代首相アンゲラ・メルケル氏をモチーフにしたコイン。
TheresaMayCoin(MAY)
第76代イギリス首相のテレーザ・メイ氏をモチーフにしたコイン。
キャラクター編
Superman(SUPERMAN)
見ての通りである。名前に「コイン」とさえ付いていないところに潔さを感じる。付いていないほうが良かったのか、日本人にとっては。ウルトラマンコスモス。
BitPokemonGo(BPOK)
ポケモンGOである。もちろん非公式。任天堂法務部対策はちゃんとしているのだろうか。
地名編
JapanCoin(JAPAN)
日本政府が発行したわけでもなければ、日本人が作ったわけでもない。日本カルチャーの海外ファンが作ったらしい。PoSマイニングができるコインとしてやや有名。
YokohamaCoin(YHC)
もちろん、横浜市が開発に関わったわけではない。
TOKYO(TOKC)
同上である。ロゴのデザインが綺麗だ。
USACoin(USA)
これも同じ。アメリカとは何の関係もない仮想通貨。
EuropeUnited(EUROP)
EUである。
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地名が名付けられた仮想通貨は他にも「IndiaCoin(INDIA)」「UKCoin(UK)」「MalaysiaCoin(MALC)」「Pariscoin(PARIS)」など枚挙に暇がない。
完全なるネタ編
StrongHands(SHND)
俗に言う「筋肉コイン」。この中では最も有名なネタコインかもしれない。数万円で1億枚所有できるとしてXPコインフィーバーの際についでに話題になった。取引量はCoinExchange.ioの中ではかなり高め。
投資で重要なのは将来性を信じて「決して売らないこと=握力」だ。勇気づけられるコインである。
Koicoin(KOI)
鯉である。コイコイン。語呂が良い。
ShitCoin(SHIT)
この中で最もふざけているとみなしても良いかもしれない。何に使うんだ、これ。
FuckToken(FUCK)
見ての通りである。
TigerCoin(TIGER)
見ての通り、虎である。フォトショップで1分で作ったようなチープなロゴに味がある。
動物系の仮想通貨もたくさんある。草コインを購入するためのハブとして良く用いられるDogeCoin(DOGE)もそもそもは犬をモチーフにしたネタコインだった。
Wowcoin(WOW)
よくわからないが、なんか禍々しい。こんなのが夜中に現れたら思わず「Wow!」と言ってしまう。
Crimsoncoin(CRMSN)
恐らくUKプログレッシブバンドのキング・クリムゾンをモチーフにしたコインであると思われる。
WomenCoin(WOMEN)
女性のためのコイン。であるかどうかはわからないが、これ誰? 随分勇ましいな。
YENTEN(YTN)
日本を震撼させた通貨詐欺「円天」をモチーフにした仮想通貨。2018年、ブームに便乗して手練手管を駆使した仮想通貨詐欺が横行すると予想されるが、これは出オチ。そして、時価総額順位が比較的高いという謎。
MentalHealthCoin(MENTAL)
人類のメンタルヘルスの問題を解決するためのコイン、ではないと思うがロゴがやたら凝っている。真面目なのかギャグなのかわからない。そこがいい。
BAKEDCoin(BAKED)
ところでこのおっさんは誰だ。笑ってるぞ。
Happycoin(HPC)
こうなると名付けたもん勝ちみたいなところがある。持っていて値段が上がれば確かに幸せな気分になれる。
NEETCOIN(NEET)
ニートのための仮想通貨として2017年末に日本でプロジェクトが発足。まだ上場していないので持っていても価値はない。第二のモナコインを画策するものとして、あるいはニート支援のプロジェクトとして、もしくは単なるネタコインとしてこれからどうなるのか楽しみにしているコインである。
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ここで紹介しているコインの殆どはCoinExchange.ioで購入することができる。価値が付かないコイン(通称草コイン、海苔コイン、もやしコインと呼ばれる)が殆どだけれど、ネタとして、一攫千金の材料として持っていてもおもしろいのではないか。
ちなみに私は「CrimsonCoin」と「StrongHands」を購入済みである。おもしろそうだから以上の理由はない。